木の和(なごみ)設計 一級建築士事務所

木とパッシブデザインで創る和みの空間

『記憶に寄り添う古民家改修』お施主さんにお家に招いて頂きました^^

『記憶に寄り添う古民家改修』お施主さんにお家に招いて頂きました^^

お引渡し後1年半 お施主さんにお家に一泊 招いていただきました^^

上の写真は、改修後(左)改修前(右) 

当初の土間を床を上げ天井をはる改修されていた部屋を、もう一度お家の記憶をたどり、今後の住まわれ方を想い、ご家族やお仲間が集う場リビングとして、天井と上部の物置を撤去し、永く支えてきた梁を現し、積み重ねてきた時が感じられるような空間を目指しした その空間で、お食事を頂きました。

お引渡し後の暮らしの事、お家の事、色々な事、そしてお仲間を交えての楽しく興味深い様々なお話とても豊かなひと時を頂きました。なんとお施主さんが育てたお野菜沢山!と、お仲間のつくった枇杷のコンポートやなんと手つみ釜炒りのお茶!やまたお仲間のお菓子などなどとびきり美味しかったです。 私は、自作の米粉のパンとご近所の方の育てた枇杷や他フルーツを持参してのと楽しい宴でした。

お施主さんからのお話を伺うと、この場でご家族でゆっくり過ごされたり、お仲間との語らいの場となったり、外の畑では野菜を育てられ、野菜などの切れ端はコンポストで堆肥にされていたりと、お家は豊かな暮らしの場集いの場となっていて、感激しました。わたしも集いの場に参加させていただき、様々な会話をお家も聞いて喜んでいるように感じました。広い土間では、演劇の講演のお話も上がっているとのこと、伺っていてうれしくなりました。

またお施主さんより『今回の改修については、とても満足しています。この家でのご家族と過ごす時間はかけがえのないもので、改修してよかったと思っています。こうしたほうが良かったというのが、まったくありません。ただ、、1点だけ洗面カランの位置あと少し内側だと使いやすい』というお言葉いただきました。カランの件、確かに、、私も使わせて頂き感じました。申し訳なく、改めてお話させていただきたいとおもいます。その他ありがたいお言葉、とても嬉しく設計者冥利につきました。ありがとうございました。

下の写真は、(左)朝食! お味噌汁の味噌は親戚の方の手作り味噌とのこと 絶品でした。(右)洗面室 大工さんのこだわりで梁型を活かしていただきました。お施主さんのこだわりのタイル仕上げです。