長期優良住宅 7つの認定基準
1 劣化対策
「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること」通常想定される維持管理条件下で、構造躯体(建物の骨組み)の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置が必要です。点検やメンテナンスの為に次の2点が求められています。
・床下と小屋裏(屋根と天井の間)の点検口を設置
・点検などのために、床下空間に木造の場合は、330mm以上を確保
耐震診断の為に、床下に入りますが、床下高さや、点検口の設置位置は、とても重要だと痛感しています。
2 維持管理・更新の容易性
「構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行う為に必要な措置がこうじられていること」建物を長期に使用すると、途中で取り換えなければならない部分がでてきます。例えば、水道やガス管、下水道管などの取り換えを骨組みに影響を与えずに行えるよう計画します。